恵比須
漁撈、労働、商売などの守護神鯛と釣り竿をもつ。釣竿は「釣りして網せず」暴利をむさぼらない、清い心を象徴。
大国主命の息子。七福神の中で唯一日本の神。 |
大黒天
五穀豊穣、飲食の神頭につけた頭巾は「上を見ない」という謙虚さを。
打ち出の小槌の「槌」は「土」=「大地」を意味する。乗っている二俵の俵は、二俵で我慢せよという「足るを知る」の教え。 |
毘沙門天
人倫の道、仏法の守護神
槍で怨敵(災害、権力)を退治し、左手の宝珠で人々に福徳を与えてくれる。何事も聞き漏らさない険しい表情。多聞天(たもんてん)とも呼ばれる。 |
弁財天
音楽、知恵、弁説、材福の神
インドの水神、農業神であるが、河の流れる音からの連想から音楽神とされている。「才」が「財」の音に通じることから日本では財宝神としても
崇められる。 |
寿老人
長寿延命の神老子が天に昇って仙人になった姿。杖と巻物をもっている。長寿のシンボルの鹿を連れている。巻物には、長寿の方法が記されている。 |
福禄寿
幸運、生活の安定、長寿の神
杖を持ち、鶴を連れている。福(幸福)・禄(俸禄・富貴)・寿(寿命)という、中国人の三大願望のすべてを授ける。吉祥天に変わって七福神に入った。 |